「 誰もが輝く共生社会の実現を目指して 」

岡山県子ども・福祉部障害福祉課長 奥山  巧

 四月に岡山県子ども・福祉部障害福祉課長に着任いたしました奥山と申します。よろしくお願いいたします。

 皆さまにおかれましては、日頃から岡山県の障害福祉行政の推進に格別の御理解と御協力をいただいておりますことに、深く感謝申し上げます。

 また、公益社団法人岡山県難聴者協会におかれましては、難聴者・中途失聴者に対する理解促進のための啓発活動や広報活動のみならず、難聴者等の社会交流の推進及び社会参加の促進等の事業を展開されているところであり、皆さま方の御努力と熱意ある活動に対し、心から敬意を表します。

 さて、本県では、「第3次晴れの国おかやま生き活きプラン」に基づき各種施策を推進しており、「障害のある人の自立と社会参加の促進」を重点施策に位置付け、障害者差別解消法を踏まえた「心」「情報」「物」の三つのバリアフリーや「あいサポート運動」の推進、障害のある人の就労支援や障害福祉サービス基盤の整備などに取り組んでいるところです。

 また、今年三月には、障害のある人を取り巻く環境や社会状況の変化を踏まえた実効性のある障害福祉施策を推進するため、「第5期岡山県障害者計画(第7期岡山県障害福祉計画・第3期岡山県障害児福祉計画)」を策定したところであり、この計画により障害福祉サービスのより一層の充実を図ってまいります。

 今後とも、公益社団法人岡山県難聴者協会の皆さまをはじめ、関係の皆様と緊密な連携を図りながら、本計画の着実な実施に努め、誰もが生き活きと輝く共生社会の実現を目指して、全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えておりますので、一層の御理解、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 最後になりましたが、貴会の益々の御発展と関係者の皆さまの益々の御健勝と御活躍を心から祈念申し上げます。