井原要約筆記クラブの活動

井原要約筆記クラブの活動

井原要約筆記クラブ 松本直也
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。例年でしたら天候や体調と格闘しながら活動しているところでありますが、今年は様子が違うようです。新型コロナウイルス感染症という、今まで経験したことがない感染症と共に生活することを余儀なくされています。「新しい生活様式」「ソーシャルディスタンス」など聞きなれない言葉、日常生活でもマスクの着用、在宅勤務など、この数ヶ月で世界は変わってしまいました。
さて、井原要約筆記クラブは発足から二十六年目に突入します。今年は決して順調とは言えませんが、活動は続けております。四月のクラブ総会は例年のようにクラブ員が顔を合わせることができず、書面決議にしました。月二回行っている定例学習会も四月と五月は自粛し、様子を見ながら六月から再開させました。現在は月二回きちんと学習会が出来ています。ただ、この状況がいつまで続くかわかりません。今後は、オンラインでの開催など学習会のスタイルも考えていかないといけないと思っているところです。派遣については、毎年、数件ある個人派遣は今年度は現在のところありません。団体派遣は例年、市主催の行事への活動が多いのですが、行事の開催自体が自粛と言うことで減っており、やっと八月から派遣依頼がくるようになりました。毎年取り組んでいる要約筆記奉仕員養成講座については、今回も井原市社会福祉協議会・県要連のご協力により、計画し募集をかけましたが、残念ながら受講申し込みがありませんでした。今年は六月から開催の県の講座のことも考えて、いつもの春先からの開講を八月に変更して期間を開けないで県の要約筆記者養成講座へ参加しやすくと工夫したのですが本当に残念でした。さらに、クラブ員もここ数年は増減がなく、新しい仲間が増えないことに淋しさを感じております。今年度は例年とは違った一年になりそうですがクラブ員一同、頑張っていきますのでご支援、ご協力を宜しくお願い致します。