難聴者の社会福祉の向上のための活動

耳の日の集い
この事業は、市民の難聴者に対する理解を深め、市民交流を促進し、難聴者の社会参加を推進するとともに、「聞こえで」悩んでいる方に耳の病気相談の場を提供することをもって、社会福祉の向上につなげる事業です。
この集いは、毎年3月3日「耳の日」にちなんで、岡山県におけるイベントとして岡山県医師会耳鼻咽喉科部会、岡山県難聴者協会、そして岡山県聴覚障害者福祉協会の三団体が毎年持ち回りで、企画して開催しています。
午前の部では、耳鼻咽喉科専門医・補聴器相談医による「耳の病気相談」「補聴器相談」、大学病院の専門医による「人工内耳相談」、言語聴覚士による「聴力検査」、認定補聴器技能者による「補聴器の無料チェック・クリーニング」などがあり、参加者には「補聴器電池の無料配布」を行なっていますので、どうぞお気軽におたずねください。
午後からは、講演会や、字幕付き映画上映会などを開催しています。
参加は無料で、どなたでも参加できます。

難聴者の社会交流推進のための活動

教室事業

難聴者等「聞こえ」で悩んでいる方が参加しやすい情報保障付の講座を提供する事で、県内の多くの難聴者等が料理その他の知識を習得する機会を創出することで、学習を支援することをもって、難聴者等の社会福祉の向上に寄与することを目的する。
また、事業に健聴の方が参加することにより、難聴者等が社会交流に役立つスキルを身につけ自らの力で一般社会への参加、交流をはかる。

食育教室
年1~2回、岡山県内の会場にて実施する。
管理栄養士の指導により食の知識と技術を学ぶ。

スキルアップ教室
年1回、岡山県内の会場にて実施する。
社会交流をはかる一歩としてのスキルを身につけるための教室の開催

社会参加促進事業

高齢難聴、中途失聴者・難聴者等「聞えない、聞こえにくい」事で悩んでいる方に社会と関わる機会の提供、また一般県民、会員相互の交流を深める事により、社会参加促進をはかる事を目的とした事業です。
☆福祉施策や福祉機器の最新情報を学習するとともに、ピアカウンセリング相談、助言をする。
☆一般県民と共に学習する中で相互の交流をはかる事で、難聴者等の社会参加の向上を図る。
☆難聴者等に対するピアカウンセリング・傾聴を通して社会と関わる機会を提案する。

「社会探訪」
実施予定:年1回
内  容:県内各所の県遺産、名所の魅力を再発見すると共に、難聴者と一般県民のお互いの交流の場とする。
場  所:未定

「なんちょう ふれあい会」
実施予定:年6~10回
     平日午後2時間程度
内  容:茶話会 映画ビデオ鑑賞 将棋、オセロ等のボードゲーム等
場  所:居場所としての場所の提供(聴覚障害者センター)

難聴者等に対する理解促進のための啓発と広報活動

広報事業

難聴者等が必要とする各種福祉情報を定期的に提供することで、法人の実施する事業の内容や難聴の障害についての実情等の情報を積極的に広報し、難聴に対する県民の理解を促進することで、一般県民の協力を得られやすくする環境づくりをおこう。

広報誌「 岡山難聴 」の発行
発行 〇12回/年 累計 約4600部

ホームページによる広報活動
随時更新

聴覚障害啓発事業(難聴)

外面から分からない、また体験する事も出来ない 聞こえない、聞こえにくいという障害は「見えない障害」です。周囲から見てどんな事が困っているのか?分からない。障害が周囲に見えないという事です。社会は音声言語を仲立ちとして社会生活が成り立っている以上、大きな困難を生じています。
社会に向けて難聴という障害を自らアピールする事で県民の理解促進を試み、一般県民の協力を得られやすくする環境づくりをおこなう。

耳マーク啓発活動

難聴啓発のためのチラシ作成
小冊子作成