ごあいさつ

岡山盲ろう者友の会 会長 菅田 小百合

 岡山県難聴者協会のみなさま、日頃からお世話になりありがとうございます。

 私は、岡山盲ろう者友の会の菅田小百合と申します。会長になって3年目、まだまだ分からないことが多いですが、友の会の事務局や仲間と共に、盲ろう者の自立と社会参加の促進を図るために活動を頑張っています。

 まずは、盲ろう者流の自己紹介をします。私は倉敷市在住で、60代の大きな女性です(笑)。耳は聞こえません。視野狭窄があり、明るい場所では近づくと見えますが、暗いと見えません。コミュニケーション方法は、明るい所では目の前で手話をしてもらう「弱視手話」、少しでも暗くなると見えないので、相手の手話を触る「触手話」です。みなさん、イメージができましたか?

 「盲ろう者」とは、どんな人? と、よく聞かれます。「盲ろう者は、目と耳の両方に障害を併せ持つ人」のことで、ヘレン・ケラーが有名です。コミュニケーション方法は、盲ろう者によって異なります。私と同じ「手話(弱視手話・触手話)」もあれば、盲(視覚障害)から聴覚障害を伴った人に多い「指点字」、他にも「音声」や「手書き文字」など、盲ろうになった経緯によっても様々です。このため、家族や盲ろう者同士でも会話するのが難しいです(コミュニケーションの困難)。私は一人での外出は危ないので、家族や通訳・介助員に介助してもらっています(移動の困難)。一緒に移動することで、安心安全に外出することができます。また、どこに何があるのか? 新聞やテレビの情報を知ることも難しいのです(情報入手の困難)。

 私たち「盲ろう者」を理解し、支援しているのが「岡山盲ろう者友の会」です。当会は2026年9月に設立25周年を迎えます。この大きな節目を迎えられるのは、会員はもちろん関係者など今まで支えてくださった方々のおかげです。本当にありがとうございます。記念行事として、6月27日(土)に、盲ろう女性主演の映画上映を企画しています。詳細は、改めてご案内します。ぜひ、お越しください。これからも、ご協力をよろしくお願いいたします。