コロナ禍の取組

「コロナ禍の取組」
備前要約筆記クラブ 谷原純子

コロナ禍の昨年度、様々な活動が制限されました。
人を集めて実施する行政の講演会や福祉団体の総会等がなくなり、個人派遣もないという状況でした。そのような中、できる活動を実施し、進めてきました。

①研修会
月一度、定例研修会を実施しました。以前より継続して行っている研修会で、要約筆記力を高めるために、日本語学習、テーマ学習、実技学習を進めています。
昨年度は、さらに、ステップアップ講座全6回も開催し、課題の解決を図りました。
また、備前市障がい福祉課の手話通訳士を招いて、意思疎通支援事業に基づいて実施される、遠隔手話サービスについて研修しました。内容は、制度について、電話リレーサービスとの違いについて、利用の流れ等についてでした。

②難聴者との交流会
感染拡大が落ち着いていた頃実施しました。交流会を通して、難聴者が、日常的に抱えている課題についての理解が深まりました。

③その他
ウイズコロナの時代。私たちはどのような支援ができるのか、先が見えにくい状況になっています。時代の流れに対応しつつ、自らの要約筆記力を高める研修を積んでいきたいと思っています。